スペイン語の「ありがとう」の伝え方
「こんにちは」、「さようなら」、「お願いします」、「ありがとう」は、どの言語でも最初に学ぶ言葉です。多くの場面で共通してよく使う言葉だからです。スペイン語でスムーズに「ありがとう」を言えるようになることは、自信を持って会話を進めるための基盤の1つです。
軽い調子の「ありがとう」には簡単なgracias(グラシアス)で問題ないでしょう。しかし、心からの感謝を伝えるにはそれではふさわしくない場合があります。外国語を身につけるために、さまざまなシチュエーションに適したフレーズを学ぶことで、感謝の言葉だけではなく文化や人々への尊敬の念も表すことができるようになります。ここでは、感謝の気持ちがしっかり伝わる8通りの「ありがとう」の表現を紹介します。
Graciasは万能的なお礼
スペイン語の動詞agradecerでさらに上をいく感謝を伝えよう
スペイン語の動詞agradecer(アグラデセール)は「ありがたく思うこと」を表す動詞で、お礼としてあらゆる形で活用できます。Estoy agradecido(エストイ・アグラデシード)は「私は感謝しています」と訳します。具体的に感謝している理由も伝えたい場合はporと組み合せて、estoy agradecido por tu ayuda(エストイ・アグラデシード・ポル・トゥー・アユーダ)「助けていただき感謝しています」などと言うことができます。
¡Muchas gracias! は熱意のこもったありがとう
Muchas gracias (ムーチャス・グラシアス)は英語の「much thanks(どうもありがとう)」によく似ています。これは友だちに対して使うカジュアルなお礼であり、少し多めの熱意も込める表現です。
Mil graciasで千回分もの感謝を伝えよう
英語は「百万回分ありがとう」のThanks a millionという表現がありますが、スペイン語では「千回分ありがとう」で mil gracias(ミル・グラシアス)と言います。Gracias milと逆の言い方を聞くこともありますが、意味に変わりはありません。
Muchísimas gracias でありがたさを更に強調
Muchasのさらに上にmuchísimas(ムーチシマス)があり、おおまかに訳すと「本当に、とても多い」という意味になります。たとえば、誰かが大変な頼み事をしてくれた時に、限りなく深い感謝を表わすために使えます。
Te doy las graciasで心からのお礼を伝える
Graciasは頻繁に飛び交うので、反射的な反応に思えるほどスペイン語でよく使われます。代わりに「私はあなたに感謝を送ります」というTe doy las gracias(テ・ドイ・ラス・グラシアス)を口にすることで、思慮深く、意図的に感謝を表現できます。Te doyの部分は、聞き手の性別と人数を反映した正しい言葉と活用を使うことで、スペイン語をしっかり理解していることを証明できます。
親切をしてもらったら、¡Qué amable!
どの言語でも、一つの感情を表わす表現のバリエーションは豊富です。スペイン語の形容詞amable(アマブレ)は親切という意味で、さまざまな形で感謝のフレーズに含まれています。 Eso es muy amable de tu parte(エソ・エス・ムイ・アマブレ・デ・トゥー・パルテ)は「それはとても親切なことです」、eres muy amable(エレス・ムイ・アマブレ)は「あなたはとても親切です」というニュアンスです。Qué amable(ケ・アマブレ)はより短く、「なんて親切なのでしょう!」という意味を伝えます。
Señor、señora、señoritaで礼儀正しくお礼を
スペインの文化は、年長者への敬意と敬称を使うことを非常に大切にしています。礼儀正しいコミュニケーションのために適切な敬称を使うことは不可欠です。 Señor(セニョール)は英語のmisterに相当し、男性に対して使い、señora(セニョーラ)は既婚女性、señorita(セニョリータ)未婚女性に対して使います。Señoritaと呼ぶことは、相手の年齢を判断したことが暗示されます。どちらを使うかは女性にとって敏感なテーマでもあるので、状況と話し相手には気を配って扱いましょう。
さあ、ロゼッタストーンでスペイン語を学んで、感謝の気持ちを表現してみましょう。